【社内SNS】vol.8 賢者は4~6月は頑張らない?

社内SNS

「みんなだんばれ!!ブログ」にお越しいただきありがとうございます。『ひさよろ』と申します。

ここでは、機械部品メーカの技術職17年生(係長)である私が職場で行なっている「技術者の幸福度=働きがいを高める活動」のなかで、社内SNSを使った情報発信について紹介します。

賢者は4~6月は頑張らない?

前回(vol.7)お話しした給与から引かれる控除の中の④厚生年金についてお話しします。
あまり細かい話をして間違いがあるといけないので、参考程度にしていただき、もっと知りたい人はご自身で調べてみてください。
また、法律は頻繁に改正されるので注意です(2023年情報)。

まず、被保険者の区分は第1号、第2号、第3号と別れています。
第1号:自営業者     ・・・国民年金
第2号:会社員、公務員など・・・厚生年金+国民年金(一緒に徴収されている)
第3号:第2号の配偶者    ・・・国民年金(第2号被保険者が徴収される)

はい、私たちは第2号被保険者です。厚生年金と国民年金の両方が対象になっています。
厚生年金の保険料(毎月払う額)は標準報酬月額(給与)の18.3%で、半分を会社が負担してくれるので、個人負担は9.15%です。
※標準報酬月額は毎年決まり、4月~6月の給与の平均です。その間の残業は減らそう!

どんな風に計算されるのか、↓のような人の場合を考えていみます。
・22歳から65歳になるまで会社勤め
・生涯の月給平均を30万円、賞与は70万円を年2回もらえるとすると

■厚生年金保険料の自己負担分は?
月給:30万円×9.15%=2万7450円 ⇒×12か月×43年 ≒1,416万円
賞与:70万円×9.15%=6万4500円 ⇒×年2回×43年   ≒551万円
合計:1967万円

2000万円くらい納めることになります。

■将来の年金受給額は?
続いて受給額についてです。
厚生年金の部
平成15年以降に働き始めた場合、老齢厚生年金の受給額を求める式は、
平均標準報酬額×0.005481×厚生年金加入月数  で求めることができます。

先ほどの例の月収30万と賞与70万円とすると
平均標準報酬月額=(30万円×12か月+70万円×2回)÷12か月≒41.67万円
厚生年金受給額= 41.67万円×0.005481×43年×12か月≒117.85万円/年(9.82万円/月)

国民年金の部
国民年金はきっちり20歳~60歳まで納付していれば、年間78.17万円受給できます。

厚生年金+国民年金を合わせて
独身の場合:117.85万円+78.17万円≒196.02万円(16.34万円/月)
配偶者(第3号被保険者)ありの場合:更に国民年金を追加して274.19万円(22.85万円/月)

■何年で元取れるの?
独身:10.0年  配偶者(第3号被保険者)あり:7.2年で元を取れることになります。
受給開始は65歳からです(今の法律では)。
年金受給開始から10年は生きたいですね!でも、将来受給開始が70歳からにならないとは言えません。

今の内から体はいたわった方が良さそうです。

ちなみに「ねんきんネット」で私の受給額を試算したところ、私単独では18万円/月でした。
妻と合わせて25万円/月になります。老後の生活費のイメージがあまり湧きませんが、贅沢はできませんね。
計画的に資産形成をしていきたいと思います。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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