ひさよろの活動理念と会社員人生

プロフィール

こんにちは。「ひさよろ」と申します。

機械部品メーカー技術職(18年生の課長)
妻と長女(1才)の3人家族
ゲームが大好き(最近は実況動画を観る専)

そんなどこにでもいるアラフォー男ですが、
会社員として働く傍ら・・・

こんな悩み ありませんか?

入社したての頃は やる気があったのに…

  • 会社の理不尽さを知り、やる気が下がっている
  • 責任のある立場となったが、やりがいを感じられない
  • プライベートの時間がない
  • いまの会社を続けていいのか不安
  • でも家族のために我慢
  • でも周りに相談できる人がいない

私も会社員生活の中で、悩んでばかりでした。

しかし、

毎日、目の前のことで忙しい…
立ち止まって考える余裕がない…

悩みは晴れずに悶々とする日々を送る。

このまま 悩み続けますか?

少し目線を変え、世界から私たちの日本を見てみましょう。

日本の労働生産性は低い

  • 2022年の労働生産性はOECD加盟38カ国中30位
  • GDPはドイツに抜かれ4位に
  • ちなみにドイツの人口は日本の3分の2

日本人は多忙な働き方をしている割に、
生産性が低い…。

ITやAIなどの技術が進歩
誰もが使える時代になっているのに

多くの会社は
昔ながらのやり方から脱却できていない。

モノづくりに携わる私は、こんな状態だと
日本からイノベーションは生まれない
どんどん他国に置いて行かれる未来
しか見えません。

給料も上がらず
このまま嫌な仕事を
長時間やらされる日々が続くのでは…

日本の幸福度は低い

  • 世界幸福度ランキングで日本は51位/134か国 (2024.3.8)
  • 先進国中 最低レベル
  • 人生評価/主観満足度 が低い

幸福というとスピリチュアルな感じですが
単純に、日本人は人生を楽しめていない
ということでしょう。

生活の基盤となる
「働く」ことが会社に縛られ つまらない日々を送っている…

このまま、悩むだけで何もせず
今の働き方を

続けていてよいのでしょうか?

私を変えた出会い

そんな悩みを抱える私を変えたきっかけは
コーチングとの出会いです。

コーチングとは
対話を通して達成したい目標を明確にし課題を解決するために適切な「質問」をすること。そして行動を促すこと。ティーチング(教える)と違い、相手が主体的に考え行動できる状態を目指します。

私は、コーチとの対話の中で
これまでの人生を見つめ直し
自己理解をしていきます。

そして、気がつきました。

  • 自分の価値観の土台は、幼いころに
    熱中したゲームによって築かれている
  • 仕事であっても自分で決めたことには
    熱中できていた
  • 仲間と一緒に目標に向かって取り組む
    ゲームのような感覚だった
  • 今はそんな感覚を得られていない
    やらされ感のみ…

ひとは
自己決定感自己有用感(他者への貢献)
を得られる行動にやりがいを感じます。

あなたもそうではないでしょうか?

私がコーチングで得たもの

私自身、コーチングを受けることで
「ありたい自分」
「働き方のマインドセット」
「行動力」
これらの3つを手に入れました。

そして、現在は自信をもって
人生を楽しめている!
と言えるようになりました。

ありたい自分

自分を理解し、
自分で選んだ本当にやりたいこと
ができている状態。

ひさよろの場合、、、
日本人が大志を抱ける ゲーム制作
プランナーとして作品を世に出したい。

働き方のマインドセット

今の会社でもありたい自分のために必要なスキルは身に着けられる。
与えられた仕事でも、ありたい自分を意識した行動をすることで、自己成長、満足感を得ることができる。

ひさよろの場合、、、
ゲームプランナーになるための
企画、プレゼン、交渉、ファシリテーション
などの能力

そしてなにより、

会社で働くこと
ルールのある「ゲーム」と考え
自分をその世界の主人公とする。

仲間と共に困難に立ち向かい
成長や達成感を感じながら毎日を楽しもう!

そんな考えで
会社の仕事に取り組んでいます。

行動力

ありたい自分へ向かうための
「適切な目標設定」
「セルフコーチング手法」

ひさよろの場合、、、ゲーム制作のため

  • 仲間と資金を集めること
  • 副業で独立のための土台を築くこと
  • 今の会社でできる成長を最大限にすること

一緒にだんばりましょう!

あなたは既に 頑張り過ぎていると思います。

頑なに張るの「がんばる」ではなく、
弾むように張るの「だんばる」で、
一緒に人生を楽しみませんか?

同じように悩み苦しんでいる人たちにも
ありたい自分で
楽しい人生を歩んでもらいたい

結果として、
日本がより幸福を
感じられるような国にしたい

そう思って この活動を始めました。

ぜひご連絡ください

ご興味を持っていただけましたら
以下のリンクからご連絡ください。

無料相談 受付リンク

X(旧Twitter)もやってますので、
下のリンクからフォローお願いします。
DMにて相談も受け付けております。

以降で
私の会社員経験と活動を決意した経緯を
紹介いたします。

長文となりますが
お読みいただけますと嬉しいです。

ひさよろの会社員人生

新人時代(22~26歳)

~仕事で成長と喜びを知る~

私は埼玉県で生まれ、
大学まで地元で過ごしました。

そして22歳になる年に就職。
これまた地元に工場のある
機械部品メーカーです。

就職先の希望は、
実家から近い関東圏が一番でした。

配属先についても、
大学で機械科を専攻していたので
製品開発を行う部署を希望。

どちらも叶えることができ
期待にあふれた社会人生活を
スタートしました。

しかし、難題に直面します。

ひさよろメモ
思春期から同世代との価値観のずれを感じ、友達付き合いが下手。それでも嫌われたくない!という気持ちが強く、当たり障りのない接し方をする性格だったよ。

私の部署は設計業務がメインとなり
事務所でのパソコン作業がほとんど。

ですが、モノづくりを行う上で
製造現場とは切っても切れない関係です。

現場でのコスト削減や改善活動にも
積極的に協力する必要があります。

そういう仕事は往々にして
新人に任されるものです。

(先輩はやりたがらない、任せて放置)

先輩から仕事を任され放置状態の私は

ひさよろメモ
現場の人に会いに行く前にトイレで心を落ち着かせたり、どんな会話になるかシミュレーションしたり、、、簡単なお願いをするにも時間がかかったよ。
人づきあいの上手な同期を見て落ち込んだりしてたよ。

でも、周りから嫌われたくない私は
とにかく毎日現場に足を運びました。

会合があればすべてに参加。

話されている内容は全くわからないし、発言もできない(愛想笑いだけ)。

けれども、一緒に活動をする中で

自分にできること(現場の人が苦手なこと)
・パソコンで活動資料を作成する
・報告会でプレゼンをする など
を見つけて自分から率先して行いました。

そして、気づいたら
みんなから頼られるように。

現場に行けば、いろんな人が
話しかけてくれるようになりました。

いつの間にか、事務所よりも
現場にいる時間のほうが長くなりました。

仕事を通して成長と喜びを感じられる
そんな新人時代を過ごしました。

若手時代の挑戦(27~32歳)

~仕事にやりがいを感じる~

入社して4年ほど経つと、
仕事に慣れマンネリを感じだします。

私の部署には
後輩が入ってこなかったため
私の業務内容はほとんど変わらず。

このままずっと
雑用をやらされるのか、、、ちぇっ
そんな風にひねくれだしました。

ひさよろメモ
この頃は、毎週金曜日に仲の良い同期と飲みに出かけ、愚痴りまくってたよ。
明け方まで飲んで、土曜日は夕方まで動けないことも多かったよ。

そんなときに、
海外工場での研修生募集の案内が出ました。

期間は一年間。
場所はアメリカ マサチューセッツ州。

私は胸が踊りました。

マンネリ状態を変えるには、これしかない!

とは言っても、
私は英語が話せません。
海外に行ったことすらありません。

不安、不安、、不安、、、でしたが
今の業務にやる気が出ないかった私は

このチャンスを逃したくないと
自ら応募を決意。見事に選ばれました。

人生の中で、初めて自分から思い切った決断
をしたと思います。

研修中は辛いことがたくさんありましたが
とてもやりがいを感じることができました。

ひさよろメモ
アメリカ生活は、仕事もプライベートも色んなことがあったけど、長くなるのでここでは話さないよ。
出国時に空港のセキュリティで「前代未聞だ」と言われたり、アメリカで国内一人旅するときにパスポートを紛失しても飛行機に乗れたり、度胸が爆上がりしたよ!

多くの仲間と大きな目標を目指す。
そして、達成する。
会社員じゃないと味わえない喜び
を感じることができました。

なによりも、
会社の中で親密な知り合いが増えました。
ここに大きな価値があったと感じます。

いろんな部署に仲良しがいると、
本当に仕事がやりやすくなります。
気晴らしができるようになるので楽しい。

アメリカ研修から帰国して4年半の間、
製造工程開発に携わり、多くの経験値を積みます。

この会社でこの領域を極めていきたい
というキャリアプランを描き
仕事にやりがいを感じていた。

そんな30代初期でした。

突然の部署異動(33~34歳)

~やる気がどん底に~

今でも覚えています。
2017年の2月末、当時の上司(係長)に呼ばれ

上司(係長)
上司(係長)

4月から異動になったから。
欧州顧客の技術担当ね。

ひさよろ
ひさよろ

えっ、あ、でも…

上司(係長)
上司(係長)

上の人たちの間で
もう決まったから。

ひさよろ
ひさよろ

えっ、あ、はい…

「この会社でのキャリアプランが明確になったところなんだけど…。顧客の技術担当?欧州?」

私の第一印象は『最悪』

顧客要求に対して、
社内の意見を聞きながら製品仕様を決め
顧客と技術面での交渉を行う役割です。

組織の中で上流にあたり
今までは製造現場に近い下流の役割なので
業務がまったく違う。

受注できるかできないか
できたとしても利益を確保できるのか
会社の中でも超重要な役割。

みんなが憧れる仕事!

に聞こえますが、はっきり言って
『貧乏くじ』を引いたという思いでした。

なんで私が?
まったくの未経験ですけど!
と思いましたが、

「決まったことだから」と上司に言われ
反対する気がおきませんでした。

「会社員ってこんなもんか」
と諦めました。

ひさよろメモ
今思うと私って、ものすごく昭和のサラリーマン気質だったよ。努力・友情・勝利!

さて、欧州担当の業務はというと
実際は顧客と直接やり取りするわけではありません。

ドイツに事務所があり
現地スタッフと日本人駐在員がいます。

その人たちの製品設計、顧客との交渉を
日本からサポートすることが業務。

そもそも製品設計ってやったことない…
ドイツ事務所の人たちのこと、まったく知らない…。

そんな状態で、2017年4月から
いきなり放り込まれました。

新しい部署はというと、
上司や先輩はとても忙しく
新参者の私は放置状態。

入社11年目にもなれば
「自分で何とかできるでしょ?あとはよろしく」
という感じ。

まずは追いつかなければ、ということで

ドイツ人とのweb会議に参加しますが
設計や顧客のことを知らないうえに英語。

まったく、理解できない。
ドイツ人からしたら、窓口の私が日本で動かないと困る。
私の状況など関係なく言いたいことを言ってくる。

駐在員助けて!と言いたかったですが
当時の駐在員は体調不良で勤務時間を
抑えざるを得ない状態。

誰も助けてくれない…。

全然仕事が進まない。

22時には退勤しないといけないので
家に帰っても仕事をして
次の日は朝9時には出社して。そんな毎日。

社内の各部署からあーだこーだと
いろんな意見をもらうけど
どの意見を聞けばよいのかわからない。

夜中まで頭を悩ませて資料を作り
大きな会議で説明すると
役員から大どんでん返しを食らう…。

上司からは「そんなの聞いてなかった」
と後ろから刺される…。

この仕事っていったい
何に向かってやっているんだろう…。

お前が考えろ、考えるべき
みたいな感じで言うけど、
上からの明確な方針がないから
考えられるわけないよ。

やる気がなくなる…。
俺だってやりたくてやっているんじゃない!

そんなこんなで、1年が過ぎるころ
ドイツ駐在の辞令がでました。

あぁ、そのための異動だったのね。

なんで自分なんだろう。
顧客との交渉、まったく経験がないのに…。
製品設計もほとんど経験できず自信がない。

選ばれた理由で心当たりがあるとしたら
他の人よりも少し英語ができることくらい。

でも英語の会議はついていくのがやっとで
発言する余裕はない…。

この会社の人事なんて
そんなレベルで決めているんだろうな。

ひさよろメモ
その場しのぎの人事のことを、私は「当て布人事」と呼んでいるよ。服が破れたら当て布すりゃいいや。生地の材質や色が全然合っていないけどさ。ふさがっていればOK!なノリ。

辞令が出る1か月前に
妻と婚約をしたところでした。

会社を辞める勇気はない。
どうにでもなれ、
そんな気持ちで赴任準備を始めました。

そのあと地獄の日々が
待っているとも知らずに…。

ドイツ駐在 前半(34~35歳)

~異国でのつらい日々~

2018年8月、3年間の任期で
ドイツ南部の都市 ミュンヘンに赴任しました。

初めて出会う優しい現地スタッフが迎えてくれると期待しながら。

しかし、現実は違いました

駐在直前に設計者(有望株)が1人辞める
赴任直後に1人今月中に辞めると告げられる
2か月後にまた1人辞めると言い出す

5人の設計者が2人になってしまいました。

おいおい、
設計者がいない…。
私は設計ができない…。

どうする?
残ったドイツ人にゲルマン魂で
鬼の長時間労働をしてもらうか?

残念ながらドイツでは
労働時間に関する法律がとても厳しく

  • 一日の労働時間は6か月の平均が8時間を超えてはならない
  • それを超えなくても一日最大10時間(残業は2時間)まで
  • 翌日の勤務開始は11時間以上必ずあける

まぁそんなこと言ったって
実態はそんなことないでしょ?
と思うのは日本人の悪いクセ。

これを破ると、マネージャが自腹で
200百万円レベルの罰金を科せられるので
厳密に守っているようです。

ひさよろメモ
現地スタッフに聞いたんだけど、他の会社で従業員が10分程度サービス残業しているのが続いたら、マネージャからクビにされたらしいよ。

日本のような
ゆるゆるの感覚とはわけが違うのです。

なのに、
人口が8000万人(日本の2/3)のドイツが
日本のGDPを追い越すってどういうこと?

日本人はよっぽど
会社で遊んでいるんでしょうね…。

さてさて、本題に戻って…
経験値もなく、貧相な英語力で
リーダーシップを発揮できるわけでもない私は

と、日本からのプレッシャーを全部受け止め
地獄の日々を過ごす道へ足を踏み入れました。

  • 朝8時前に出勤、日本とweb会議
  • 急いで現地スタッフ(早く帰る)に指示
  • 顧客と毎日のようにweb会議
  • 現地スタッフ帰宅後、自分の仕事をこなす
  • 20時に帰宅。夕食とシャワーをすませる
  • 21時から自宅で仕事を再開
  • 24時(日本の朝8時)までに日報を送る
  • 残務を片付けてから就寝
  • 次の日も朝8時までに事務所へ行く
  • この繰り返し

日々、仕事に追われて
思考がおかしくなっていました。
休日でも4時間は仕事をしていました。

車で遠出をすると、
眠くて事故になりそうなことが度々。

毎回、パーキングエリアで仮眠を
とらなければなりません。

もちろん、
朝の通勤でも危険を感じることが
何度もありました。

一時期は、毎週のように
フランスに飛行機で日帰り出張をしたり

ドイツ国内でも400km離れた場所に
車で日帰り出張することが続き

心も身体もボロボロに

一緒に来てくれた
妻にはとてもつらい思いをさせました。

一番ひどかったのは、
海外が初めての妻がドイツに来て
わずか1か月しか経っていないとき。

私はルーマニアに長期出張に行きました。

英語もドイツ語もしゃべれない妻ひとりを
5週間ミュンヘンに置き去りにしたのです。

今考えるとありえない決断でしたが
当時の私は、会社のために
そうするしかないと信じていました。

その後も
1~3週間出張で家に帰らないことが
何度もありました。

最後まで文句を言わず
ついてきてくれた妻には
感謝しかないです。

ドイツ駐在 後半(36~37歳)

~人生と働くことを考える~

過酷な毎日を送っている最中、
コロナウィルスが世界中に蔓延しました。

2020年3月頃
任期が残り半分となったあたりです。

ドイツ含めヨーロッパでは、日本よりも早く
厳しい外出制限が設けられました。

日本にいたみなさんも大変な思いをされ
不幸に見舞われた方もたくさんいたと思います。

しかしながら、私にとっては
神様がくれた幸運に感じました。

  • 顧客の担当者は週2日しか働けないように会社命令が出る
  • 顧客への出張や、毎日のように行っていたWeb会議もなくなる
  • 私の事務所でも在宅勤務指示が出る

ゆっくりと考える時間と心の余裕ができました。

そのなかで、私の価値観を変えるキーワードが2つ。

「幸福度」と「コーチング」です。

幸福度について

ドイツ人の働き方を見て、
日本人はなんて不幸せな働き方をしている
のだろうと感じます。

ドイツ人は定時間で帰宅
明るいうちに家族と外で食事をしたり
好きなことをしたりして過ごす。

日本人は残業するのが当たり前
家族よりも仕事優先の働き方をする人が多い。

みなさんは「世界幸福度ランキング」をご存じでしょうか?

2024年の調査では、
日本の幸福度は51位/134か国

「人生評価/主観満足度」の項目が特に低い
ようです。

上位にいる国と比較してよっぽど生活は豊かな気がしますが…。

日本は労働生産性も低い。
物価が上がっているのに給料は上がらない。

このままでは
日本がどんどん不幸せな国になってしまうのではないか。

こんなに素晴らしい、住みやすい、最高の国はないのに!

確かに、日本の同僚はドイツ事務所(私)が
不甲斐ないのを上層部から怒られながらも
夜遅くまで頑張って働いてくれている。

働きがいなんて贅沢なことは一切言わず
使命感だけで働いている

そのせいで、
家族やプライベートの時間を犠牲にしている。

会社はその状況を改善しようとはしない。
だって本人たちが勝手に働いているんだもの。

今までは「大変なのは自分」と
自分のことだけを考えていましたが

日本の社会全体の問題
として考えないといけないと思います。

仕事とか働くとか、そんなこと以前に
人生の目的って何だろう?

人によって人生の目的は様々だよな。
でも、誰だって幸福になりたい
なりたくない人はいないはず。

人生の目的とは幸福になることだ!
と、考えるようになりました。

以前の私なら幸福なんてスピリチュアル
な言葉を口にする気になりませんでしたが

「幸福度を上げる」
今の日本人が真剣に考えるべきことだと感じています。

コーチングについて

帰任の時期が近づき
徐々に私の仕事を現地スタッフに渡すべく
教育をすることへの比重が高まりました。

今までは私が引っ張ってきてしまったので
現地スタッフは受動的。
(どうせ日本で決めたことをやらされるんでしょ)

そこをいかに主体的に行動させるか
が課題でした。

うーん、無理…。
そうあきらめるわけにはいきません。

幸い、時間に余裕ができていたので

インターネットで
「主体的な行動を引き出す」
「部下との関わり方」
などのキーワードで検索をすると

『ビジネスコーチング』
という言葉が現れました。

コーチングと聞くと
スポーツでコーチが指導をするイメージを
持つかと思いますが、ここでいうコーチングは

対話を通して、相手の内にある目標を引き出しそれに向かって主体的に進むための行動を促し進む勇気づけを行うこと。

やらされ感ではなく自分から「こうやる!」
という意思をもたせることが一歩目です。

そして適切な目標設定を行い
伴走しながら相手が進む勇気づけを行う。

最後は相手が自走できるような状態
にしてあげる。

私が現地スタッフに行うべきは
コーチングだと確信、強い興味を抱きました。

コーチングの重要なスキルの一つとして
「傾聴」があります。

ど素人の私がまずやったことは
現地スタッフの話をじっくりと聴くこと。
私の話は二の次で。

すると、任された仕事に対して
不満の中にも「こうやったらどうか?」
とアイデアを持っていることを知りました。

そのアイデアに対して
「どうなったら顧客は一番喜ぶと思う?」
などと考えを深めさせ

「いいアイデアだね、やってみよう」
と答えると、現地スタッフは主体的に
仕事をしてくれるようになりました。

監視の目のない在宅勤務にも関わらず。

『やらされ感』ではなく
自分が納得して目標設定したことに対しては
やる気をもって取り組んでくれる
ことを実感しました。

以前までは、現地スタッフと話しても
文句を言われるから嫌だなと敬遠しがち
でしたが、話すのが楽しくなりました。

今の私や日本の同僚が抱えている
『やらされ感』『不幸せ感』の苦しみから
コーチングが解放してくれるのでは?

どのように働くか。
その働き方をよりよくする手段として
コーチングが有効だと信じています。

自分もコーチングを身に着けて
会社の同僚を勇気づけたい。
帰国を前にしてそんな思いがわきました。

帰国後の迷走(37~38歳)

~先走り、周りからの白い目~

2021年8月、任期を終え帰国します。
コンピュータ解析で設計開発を支援する部署の係長になりました。

ちょうど前任者が他事業部への異動希望を出し
それが叶ったため、ポジションが空いたのです。

またもや「当て布人事」…。

係メンバーは5名。
20代中盤から~30代前半の若いチームです。

最初の印象は「受け身な子たちだなぁ。定時に帰宅できているみたいだから不満はないのかな」

それに対して、設計部署は相変わらず忙しく
上からのプレッシャーや納期に追われている。

自分の係のことより、
設計者たちの方が気がかりでした。

コーチングで救い出してあげたい。

そんな私の意志が燃え上がる瞬間が来ます。

帰国後最初の部内会議(係長以上が参加)で
「若手のモチベーションUPには何をすべきか」
が議題に上がったのです。

自分が主体となって取り組みたい!
コーチングを学んで職場に活かす
良い機会だと思い

上司の課長に
「部員の働きがい向上活動」を提案。

思わぬ提案に部長は喜び
活動の承認を得られました。

そこからは、自分が「やりたいこと」
に専念し始めます。大きくやったことは

  • 部員(約60人)にアンケートをとり、現状把握、改善策を講じる
  • 係長を主体とした会議体(係長会)を運営
  • 社内SNSで気付きを与える情報発信

その中で細かいことを色々とやりました。
すべて自分で考えて、試行錯誤する日々。
係メンバーは半分放置の状態で。

ひさよろメモ
今思うと「モチベーションUP」とか「働きがい向上」とか、従業員それぞれの価値観を一般化することは無理。むやみやたらに使ってはいけない危険ワード(キラキラポエム)だと思っているよ…。
活動については、別の記事で紹介するよ。

そして、1年間ほど活動をしたところで、
気づきます。

なんか、自分一人が頑張っていて
誰もついてきていない

他の係長は、上から与えられた仕事で
忙しく、こんな活動は二の次

やってもどうせ変わらない
成果として評価されない

表面的にしょうがなく付き合ってやるか
くらいのモチベーション。

社内SNSには半年で50件ほどの
投稿を行いましたが「いいね」などの反応はゼロ。

焦る私は、係長みんなの意見を
上層部に提言しよう!と提案します。

すると、

「これ以上面倒なことをするな!
上を説得するより、まずは俺たちを説得しろよ

と言われる始末…。

私の心は折れました。

みんなのために、組織を良くしたい!
と頑張りましたが、誰も理解してくれない。

結局、上が変わらないと
組織を変えることなんてできない。

自分が今よりもさらに
頑張ればよいのかもしれないけど…。

  • そもそも自分がやっていることって、みんなが望んでいることなの?
  • それって自分が本当にやりたいことなの?
  • 私と家族の幸福につながるの?

虚しくなりました。
みんなの働きがいを上げようとしている
私の働く意欲がなくなりました。

私の想いは会社の人たちには通じない
相談できる人もいない…。

活動場所を外に求める(39歳前半)

~変わることを決意~

コーチングで、日本人が働くを楽しみ
幸福を感じるような手助けをしたい。

そんな想いをかなえる場所はないものか。
私は活動場所を会社の外に求め始めました。

失敗の日々

最初に始めたのがX(旧Twitter)です。

まずはプロフィール作成、
何を書いたらよいかわかりませんが
とりあえず記入。

普段参考にしているYoutubeやVoicyなどの
動画・音声メディアで発信している有名人をフォロー。

他のコーチを名乗る人のポストを見ながら
私自身のつまらないことをポストし続ける日々。

1か月、2か月と経過しますが、

フォロワーは全く増えず。
何をしたらよいのか分からん…。

コーチを名乗る人から
DMで無料相談のお誘いが来ます。

こ、こわい…。

すべて断りました。

よく知らない人から
「行動しましょう!」
「やるなら今でしょ!」
と言われても…

だまされるんじゃないか
って思っていました。

その結果、3か月が過ぎても
フォロワーは30人…

自分にはできないのかな…。
諦めようかな…。

突然の出会い

どうしようかと思っていた時に、DMをくれた
コーチとの出会いが人生を変えました。

その人は、家族のことや趣味のこと
頻繁にポストをしていて、親近感がわいていたので
ちょっと話を聞いてみようかと思えたのです。

LINE通話(顔出しなし)で
1時間ほど話をしました。

年齢が近いこともあり話題も合いました。

生き方に共感できる部分が多く、
このコーチとだったら上手くいくのでは?
と思い、私の活動を実現するための
手ほどきを受けることにしたのです。

コーチングの効果を実感(39歳後半)

~小さな成功の連続~

コーチとのセッションで手に入れたことは

  • 明確な「ありたい自分」の定義
  • 会社での働き方のマインドセット
  • セルフコーチングをベースにした行動力

ありたい自分

自分の過去から現在までの出来事、
人間関係、当時の感情を棚卸ししていきます。

すると、忘れていた幼い頃を思い出しました。

  • 自分で考えた遊びで友達を楽しませることに喜びを感じていたこと
  • テレビゲームに熱中していたこと

ゲームの主人公みたいに
仲間とともに困難に挑み成長し
目標を達成することのすばらしさ。

それが自分の価値観の土台となっていることを。

でも、大人になった今ではそのことを
完全に忘れていました。

自分ってゲームを作りたかったんだなぁ。

ゲームを通して感動したり、自分も成長する。
そんな体験を人に届けたかったんだなぁ。

そうだ、自分は大人になっても大志を抱ける
働くことだって大志のための成長の機会として楽しめる。
そんな風になれるゲームを作る!

それが私の「ありたい自分」だ!

ひさよろメモ
好きなゲームはたくさんあるけど、一番を挙げるなら「タクティクスオウガ」というゲームだよ。
1995年に発売されたシミュレーションRPG。ゲームシステム、演出、ストーリー、BGMどれをとっても私の中で最高傑作。終盤の主人公と父との再会の場面は胸アツだよ。

働き方のマインドセット

ありたい自分が明確になると、
会社での働き方に対する考え方が
ガラリと変わりました。

なんでこんなことやらなきゃいけないの?
と思うようなことでも、それをやることで
自分がやりたいことにつながるな、とか
こういうふうにやれば、もっと成長できるな、とか

失敗しても、それはそれでいい経験になるな
と考えられるように。

会社で仕事をしながら、
「コーチング」や「ゲーム制作」
に関わるスキルを磨き
独立の足掛かりにしよう。

ひさよろメモ
会社で働くことは所詮、ルールのあるゲームだ。嫌なことも「ありたい自分」になるための成長の機会、楽しもう!とポジティブに考えるようになったよ。

セルフコーチング

ありたい自分に向かうためには、
適切な目標設定が大切であることを
コーチから学びました。

ゲーム制作をするために独立したい
なんていう大きな目標を持ちましたが
何から始めれば…。

こんな状態で闇雲に進んだら
まず挫折します。

私は週一回のコーチングセッションを通して、
目標は細分化すること
無理なく進められる行動計画の立案方法
壁にぶつかった時の自分の勇気づけの方法

これらを学び、自分自身で考え行動する技術
セルフコーチングを体得することができました。

ひさよろメモ
適切な目標設定ができると、モチベーションが維持されるよ。
私は毎朝5時に起きて独立に向けた活動を行ったり、通勤時間にYouTubeやVoicy(音声配信メディア)からの情報収集を行うことが習慣化され、毎日成長を感じられているよ。

周囲に好影響を与える

〜メソッドの確立

私の変化は他者にも良い影響を与え始めます。

前述した通り、部全体という
大きな範囲に手を出して失敗した私は
係メンバーのサポートに集中することに変更。

コーチングの実践として、
5人のメンバーに1on1を開始します。
(2週間に1回、30分~1時間)

私の係は、設計部署からの依頼対応が
主であるため、どうしても受け身になりがち。

業務の意義を感じづらく
ふてくされているメンバーが多かったです。

メンバーたちの不満を聞きながら問います。

「もしも、何でもできるとしたら、どうなりたい?」

最初は言葉に詰まることが多かったですが
対話を繰り返すうちに、自ら
「こうありたい」「こんなことがやりたい」
を語りだすようになります。

そして、それらが明確になると
自分から目標設定をし
主体的に行動をするようになりました。

中には、弁理士資格(業務と全く異なる分野)
を得るべく勉強し、弁理士事務所への転職を
実現した人もいます。

すべて、コーチングにより
「ありたい自分」を明確にしたから
成しえたことです。

次はあなたの番です

私は、より多くの人が
「ありたい自分」で楽しく生きられるように
なってほしいと願っています。

そうすることで人生の幸福度もあがり
日本の未来も明るくなると信じています。

これを読んでくださったあなたは
今の会社で働き続けるべきか?
転職や独立をするべきか?

深く悩んでいるかと思います。

悩むだけでは先に進めません。
私にあなたの悩みを教えてくれませんか?

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「会社の同僚だって頑張っているから」とか
「自分には家族がいるから」と

一人で悩み
「ありたい自分」になること
を諦めなくていいんです。

私がそうであったように
あなたもきっと「ありたい自分」
を目指すことで、

自分だけでなく、必ず
周りの人にも良い影響を与えられます。

「ありたい自分」の実現に向けて
一緒に歩き出しましょう!

あなたからのご連絡、
心よりお待ちしております。

ご興味を持っていただけましたら
以下のリンクからご連絡ください。

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DMにて相談も受け付けております。

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