第2話 幸福度を上げるって?〜活動提案

活動記録

「みんなだんばれ!!ブログ」にお越しいただきありがとうございます。『ひさよろ』と申します。

ここでは、機械部品メーカの技術職17年生(係長)である私が職場で行なっている「技術者の幸福度=働きがいを高める活動」の記録を紹介していきます。

前話にて、幸福度を上げることで従業員のモチベーションを上げ、組織力も向上させよう!とお話ししましたが、幸福度って何よ?どう関係すんの?という質問が大半だと思います。

なので、今回は従業員の幸福度を上げるとなぜ組織のためになる、と考えたかの説明と、私が職場にどう展開したかをご紹介いたします。

伝えたいこと

  • 日本の幸福度と生産性って低くね!?
  • 自分のやりたい事を提案してみることの大切さ

幸福度を上げるって?

幸福になりたい、と思わない人はあまりいないと思います。

が、「さぁ、みなさん、幸福になりましょう(満面の笑顔で)」と言ってくる人には近づきたくないと思われるでしょう。怪しい新興宗教か?と私も思ってしまいます。

そもそも、それを会社に持ち込んで、従業員のモチベーションUPにつながるのか?組織が良くなるの?んなことないでしょ?と頭の中で言っているのが想像できます。が、

筆者は「YES」と信じています。

今、世の中で『well-being=幸福』という言葉をいろんなところで目にします。

いろんな偉い人がwell-being=幸福を目指すことは大事だと言っているのです。

(このブログのアドレスにwell-beingと付けたのは、こういうことからだったのです、実は)

日本の幸福度ってどうなの?

幸福度を上げると従業員にも会社にも良いんだな、と少し理解してもらえたかたということで、日本の幸福度って実際どうなの?を調べてみたのでご紹介します。

「世界の幸福度ランキング」が国連のWorld Happiness Report 2023の中で発表されています。

出典:World Happiness Report 2023

日本は47位(137か国中)思ったよりも低い。特に目立つのが「人生評価/主観満足度」の低さ。上にいる国より生活だけでみたら豊かなような印象を持ちますが。

日本人は人生に満足していない=幸福を感じていないのでしょうか。

日本の労働生産性はどうなの?

日本の幸福度の低さについて見ましが、次に労働生産性のランキングもを見てみます。幸福を感じないのは、仕事のし過ぎでプライベートが充実していないからかな?と思ったからです。

まずは2021年のGDP(国内総生産)ランキングです。どれだけその国が豊かなのかを見る指標です。

順位国名GDP [USドル]
1アメリカ22,995,075
2中国17,744,640
3日本4,932,556
4ドイツ4,262,767
5イギリス3,187,626
6インド3,176,296
7フランス2,957,425
8イタリア2,101,275
9カナダ1,988,336
10韓国1,810,966
引用:GLOBAL NOTE

アメリカ、中国には負けますが3位と日本は上位です。うん、GDPは思っていた通りの結果です。

次に労働生産性で比較します。労働生産性は、労働者一人当たりで生み出す成果or労働者が一時間当たりで生み出す成果を指標化したものです。

公益財団法人 日本生産性本部の報告書(労働生産性の国際比較)を見てみましょう。左側のグラフは業種の限定がない結果に対して、右側は製造業の水準です。

出典:公益財団法人 日本生産性本部 労働生産性の国際比較

OECD(経済協力開発機構)加盟38か国中、日本は27位です。あれ、GDPは上位にいるのに生産性は低い。GDPが近いドイツと比較すると、日本の生産性は3分の2程度。

製造業で見ると順位が上がりますが、それでも真ん中ら辺。ドイツと比べて同等くらいかなと言う印象ですが、どうやら2000年の調査では日本1位でしたが、どんどん抜かれてしまった(他国が生産性上がっているのに日本は変わらず)ようです。

IT化、デジタル化などと言われ、技術が進歩しているのにも関わらず、生産性は変わらない日本。。。

幸福度を上げることで生産性を上げよう

日本の幸福度と労働生産性を見てきましたが良い状態とは言えないな、というのが私の感想です。みなさんはどうでしょうか。

だって、自分の職場を見た時、高い目標と多量な業務に対して、昔ながらの手間のかかるやり方で、残業して何とか根性で終わらせる。心身ともに疲れ、前向きな気持ちになっていない人が多く見られるからです。

そんな良くない状況の中で、思考停止状態になってしまっているのだと思います。

しかしながら、「みなさん、効率良く仕事をして生産性を上げましょう!」と言っても何も変わりません(変わってこなかった)。ここ10年くらい組織の方針として言われてきましたが、実際、具体的な策が取られのか?記憶にありません。私自身、忙しすぎて考える余裕がなかった。

そこで、何とかしようと思い立った私は、

みんなの幸福になりたいという欲求に働きかける=幸福度を上げるという切り口で

現場の意識/働き方を見直す機会と気づきを与え

従業員のモチベーションを上げ、

生産性/組織力を上げよう!

と考えたわけです。この論法であれば、改善活動として上司の承認を得られるのではないかと。

職場への展開

第1話と第2話(今回)で、長々と書いてきたことを1ヶ月くらいかけて調べてプレゼンにまとめ、10月初旬の上期成果面談で課長に提案しました。ぜひこの活動を主導したいと。

正直、本来は私の役割ではないですし(やるべきことは他にある)、この手の取組みは組織の中で(結果として)優先度が低く扱われていたので、前には進まないんだろな、とりあえず言いたいことを言えれば良いか、勇気を持って声に出そう、くらいで考えていました。

すると、強く賛同してもらえ、課長がすぐに部長、統括役員に掛け合って活動の承認を得てくれました。

やはり、上層部も何とかしないといけない問題だと考えてはいた。自ら活動をしたいと提案してくれる人が初めて出てくれて嬉しい、ということでした。

経営数値という具体的な目標なのに対して、何をしたら良いか誰もわからない問題への対処に頭を悩ませていたのでしょう。言ったものの私も何をしたら良いのか、まだはっきりしていませんが。。。

いずれにせよ、入社して16年経ちましたが、自分が会社で心からやりたい!と思うことに取組むチャンスを得ることができました。思い切って提案してみて良かった。

まとめ

というわけで、

  • 日本の幸福度と労働生産性って、世界で見ると低いんだな
  • これが、従業員のモチベーションの低さの根拠であるはず。
  • 従業員の幸福度を上げるという切り口で、生産性/組織力を上げようというwin-winな活動を思い立った
  • 勇気を出して活動の提案をしたら、直の上司(課長)と部長、統括役員からは賛同を得た。
  • こころからやりたい事ができるチャンスが得られ、私はハッピー!

という話でした。

次回予告

次回は、部内会議で一般職(係長級とその候補者)への活動提案内容についてお話しします。

では、第3話でお会いしましょう。

以上です。

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